エキゾチップスのお話

そういえばゴールデンウイークでしたね。

ミナサンはどこか旅行にでも行かれているんでしょうか。

ワタクシはいつも通り普通に暮らしています。

でもちゃんと旅には出てるんですよ。

桃鉄で。

ん～。

ののお。



カレーの辛さが苦手だ。
というよりもスパイスの辛さが昔からダメみたいで、ロンドンブーツの人ほど酷くはないがそれでもスパイス多めの料理なんか食べたら一瞬にして大粒の汗をかいてしまう有様でして。
最近やっとココイチの3辛がなんとか食べられるようになったぐらいで、相変わらず辛いものに対して苦手意識と警戒心を持って暮らしているワケなんだけれども、それでも辛いものを食べなければならないときはただひたすらガマンの子でいるといった感じなんですわ。
しかし不思議と他の辛いもの、例えばわさびだったりからしだったりそういったヤツは全く気にせず食べることができる。
辛さのベクトルが違うからか？よく分からないが辛いもの全部がダメってことはないらしく、改めて人間の体って不思議～と思ってしまう今日この頃でありましたとサ。
そんなスパイス過多ゼッタイダメ！！な俺にとってインド料理やタイ料理はまさに天敵といえる。
しかし人間なにごともチャレンジです、というワケで今回はこんなモノを買ってきて少しでもスパイスに慣れようと考えた次第なのです。

「エキゾチップス」。
株式会社湖池屋から発売されているコレは、見ての通りタイ料理をチップス化したという、実にエキゾチック感満載のポテチだ。
発売年は今年の３月で、実は去年の８月くらいにコンビニ限定としてテスト販売されていたものが今回正式に全国発売となったという経緯があり、そこから見ても人気の高さがうかがい知れることだろう。
フレーバーは２種類あって今回紹介するグリーンカレー味ともうひとつトムヤムクン味というタイを代表するふたつの料理をかなり忠実に再現しているとのことなので、コッチ系が好きな人にはきっとたまらない感じとなっていることだろう。
また写真はスティックタイプだけど、ちゃんとチップスタイプのヤツもあるのでそこも要チェックだ。
しかしグリーンカレーですよ、スパイス苦手ちゃんの俺なんかが食べきれるものなのだろうか。
過去無印良品で好奇心のみで買ったグリーンカレーのキットがそりゃもうドえらく辛くてそれ以来グリーンカレーには手を出すまい、と心に誓ったあの日からまさかのお菓子として再び俺とあいまみえる日が来ようとは・・・（自分で選んで買ってんだけどね）。
とにかく食べてみないことには始まらない、唇がタラコにならないことを祈りつつ食べていくことにしましょう。

中身ン。

中身はいたってフツーのスティックタイプのチップスだ。
しかし香りがいい。
袋を開けた瞬間から漂ってくるのは各種スパイスのそれなのだろうか、とにかく通常のポテトチップスらしくない本格的な香りがいい感じだ。
さっそく一口・・・アレ？思ったほど辛くない。
というか全然辛くないぞ、丁度いい、というかスゲー美味い。
最初ちょっと甘めの感じで噛みだすとピリッとくるがすぐに収まるようなマイルドな辛さが実に心地いい。
なるほど甘味はココナッツか、しかしそれにしてもいい意味で拍子抜けしてしまったな、もっと辛いものかと思って身構えていた自分が恥ずかしいくらいだ。
同じコイケヤテイストでもやっぱりカラムーチョとかの方が直接的に辛みが襲ってきてむしろソッチの方がキツいですわ。
逆にこのエキゾチップスはピリリとしたスパイスの辛みは勿論あるもののそれは特に食べた後に強く残ってきて味わいが全然違うものになっているようだ。
というかこれが本当のグリーンカレーの味なのか・・・と正直本物のグリーンカレーなど生涯１度か２度くらいしか食べたことがないので分かりようがないが、それでもグリーンカレーの持つスパイスの深い味わいやココナッツの甘い風味などかなり高度に再現しているのは確かなことだろう。
ああグリーンカレーってホントはこんなに美味かったんだぁ、と再認識させてくれる一品となっているのではないだろうか・・・ちなみにトムヤムクン味は食べてないので分かりませんw

そんな「エキゾチップス」、おそらく辛いもの苦手な人でもこのくらいならば十分に味わえるんじゃないだろうか。
またグリーンカレーはもとよりカレーそのものが好きな人にもオススメできる塩梅かもしれない。
コンビニなどでよく売られているので興味ある方は一度食べてみるのがいいかも。
それくらい出来がいいってことなので百聞は一見に如かず、ちょっと試してみましょうよ。
そして一人タイ旅行したつもりになってこのゴールデンウイークを乗り越えちゃいましょう！！
ま、自宅でですけどね。



追記。
エキノコックスではない。
あとフォー味とかは出ないのか？ん？