パインアメのお話 [駄菓子]

先日新型インフルが流行ってるってんで近所の病院に予防接種をうけに行ったんですわ。


そしたら俺だけ予防接種うけられなくて愕然としてしまった。


理由は何かアレルギーがどうしたとかで俺には注射はできないんだと。


まぁ、アレだ。
予防接種できてもできなくてもインフルエンザなんて毎年新型が発生してるワケでもしかしたらあんま関係ないのかもしれんが、それでも医者からできませんなんて言われたらちょっとはビビるよ、オイラもw


そーゆーわけで今ワタクシ、無防備状態です。
オッケーかかってこい、新型インフルw


ののおぅ。2009121521170000.jpg
素朴なものが好きだ。
奇をてらわず、シンプルに存在しているものが大好きだ。
ゴテゴテしているものには興味を示さない。
簡素であれ、これは人生訓のひとつでもある。
そんなシンプルなものは、勿論モノにも表れる。
今日はそんなモノのお話。



「パインアメ」。
どっからどう見てもシンプルすぎるこの商品は、大阪に本拠を置くパイン株式会社から発売されているとてつもなく簡素な、ムダのないお菓子だ。
黄色に輝くパイナップルを模したその外見から、見た者を「ああ、パイナップルなんだな」と一瞬で理解させる素晴らしい容姿が、シンプルながらも王道の貫禄を見せつける。
発売は1951年で、意外なことにこの頃は特徴的なあの真ん中の穴がなかった。
そう、ただのフツーのアメちゃんだったのだ。
これを見た先代社長である高橋誠一氏が「穴がなければパインを名乗れない!」と言ったかどうかは定かではないが、社長のこの鶴の一声でパインアメに穴があいたというのは有名な話だ。
口に入れると甘酸っぱいパインのフルーティな味が広がり、とても幸せな気分にさせてくれる。
奇をてらわない分、そのままストレートにこのアメの持つ素直な感情が伝わってくる、そんなお菓子なのである。

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自分は時々無性にコイツを食べたくなる時があって、今では100均とかにも売ってあるから気軽に買えるが、昔は欲しい時にきまってどこにも置いてないなんて事態に遭遇したモンだ。
アメなんてそうそう欲さない俺だけど、これだけは今でもリスペクトの対象にあるワケよ。
もしこれ読んでる兄弟姉妹たちでこの「パインアメ」を食べたことのないヤツがいたら、いつか食べてほしい。
スッゲー美味いから。
そしてそのシンプルな佇まいに軽い目眩を感じながら、派手じゃなくても自己を主張できるんだということを実感してみよう。
生き方、変わるよ。







追記。
携帯ですよ、お前さん。
もちっと書きたいことあったんだけど、今日はこの辺で。
ウス。

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コメント 3

野丼

そういえば最近のど飴以外の飴をほとんど食べていない気がする、後で本屋行くときについでに100均っよってこうかねえ。
そして俺の好物、棒きな粉飴がやっぱりどこにも売ってない罠。どうしよ。
ほいではまた~
by 野丼 (2009-12-17 17:39) 

Aya

パイン飴っつーと、縦に加えて笛っぽく出来た様な・・・
元ネタは笛ガムですけどねw
by Aya (2009-12-17 21:35) 

ののお

*野丼さん
のど飴だって立派なアメちゃん、僕もよくなめてます。
最近風邪ぎみなんで重宝してますよ。


*Ayaさん
なんつーか、音はなるんですよねぇw
でも笛ラムネや笛ガムほどの美しさはだせない・・・。

これじゃおそらくワープもできやしないw
by ののお (2009-12-18 00:40) 

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