鉄筋コンクリートチョコバーのお話 [駄菓子]

ワイルドヒーローズと聞いてワールドヒーローズを思いだすのはまぁ必然。

というか紛らわしい。

一体ラスプーチン役は誰かしら?とかいらない想像しちゃったジャン。

というかワーヒードラマ化希望。

ののお~。


鉄筋1.jpg

昔から骨は丈夫な方だった。
しかし数年前に生まれて初めて骨折を経験したときに、これまた生まれて初めて自身の骨に対する信頼感が揺らいだ瞬間があって、それ以来積極的にカルシウムを摂るようになったワケだけれども、実際少しでも骨の強度が上がったという実感は正直なところ、全くない。
ああでも昔に比べて怒りのメーターが上がらなくなってはきてるな、と思うもそれはカルシウム云々ではなくただ単に自分が歳とって丸くなっていってるだけではないか、と推測するが普通だろう。
しかしそれでもカルシウムという子供の頃から親や先生に口が酸っぱくなるほど摂れ摂れと言われてきたものなんだから、少なからずもそのパワーみたいなものを分け与えてもらっているのもまた事実だろう。
丈夫になりたい、もうどんな攻撃ですら跳ね返す力がほしい。
そう、それはまるで鉄筋コンクリートのように・・・とこじつけにもほどがあるが要はそれくらい丈夫な体がほしいワケだ。
そんな無茶な願いを叶えてくれそうなものがどこかにあるのだろうか?と思っていたら駄菓子界のなかにひとつ光り輝くものを発見したのですよ。

「鉄筋コンクリートチョコバー」。
鉄筋でコンクリートでチョコバーです、いかにも丈夫そうだ。
この商品は株式会社正栄デリシィという少々聞きなれないメーカーから発売されている、カルシウム入りの準チョコレート菓子だ。
ちなみにこの準チョコレートというのは、実はチョコレート業界にはチョコ菓子の表記をする際にある程度の基準が設けられていて準とつくチョコはカカオ成分がやや抑えられており、そのかわりココアなどで補っているもののことを指すらしい。
そんな準なチョコバーであるこの商品だが、やはり一番のポイントは鉄筋コンクリートを模したものであるということに尽きるだろう。
鉄筋コンクリートと言えば硬い、硬いものは丈夫、丈夫と言えばカルシウム、とすごい強引な解釈でカルシウム入りです。
要はこのチョコ食べてカルシウムを摂取しまるで鉄筋コンクリートのように丈夫なバディをつくろう!!みたいなコンセプトなんだろうと考えられるワケなのですよ。
またジャケットのガテン系オッサンの絵も実に駄菓子的で、ヘルメットに書いてある文字は数種類あるらしい(今回は腹八分だった)。
こうなるともう中身も気になってくるってのが性(さが)ってモンです、一体どんな風に鉄筋コンクリートしているのでしょうか?

鉄筋2.jpg中身ルク。

中身は白っぽいチョコバーが1本。
ん~なんつーか見た目的には鉄筋コンクリートっぽくは見えないケド、その実食べてみると結構硬いことにビックリする。
いわゆるクランチ系チョコなんだけど最初の一口目がとにかく硬くてザクザクいけなかったりする。
しかし食べ進めているとチョコの甘みとパフのザックリ感が合わさって非常に美味しいものとなっている。
ただ硬いだけにあらずちゃんとチョコ菓子として美味しくいただける感じなので、鉄筋コンクリートという部分に深い意味合いを求めなくてもしっかりチョコバーしているって感じだ。
また前述の通りカルシウム入りなのでなんとな~くエネルギー入りました的な感覚も子供心に見逃せない。
やっぱ子供にはカルシウムは大事なので、こういうところで親にアピールできる材料をつくれるのもまた魅力的ではないだろうか。
名前やジャケットの風貌で騙されがちだが、中身はしっかりと考えられたチョコバーになっているので安心して食べられる商品なのではないかと思いますよ。

そんな硬いイメージ先行の「鉄筋コンクリートチョコバー」、1本だけだと物足りない感じがしないでもないケド、ちょっと口寂しいときにザクッとやるには丁度いい塩梅になっているので買い置きって手もアリなのかもしれない。
しかも他のチョコバーに比べて(味が)重くないので後に残らない感じがポイント高いと思う。
また積極的とまではいかずともこのチョコ食べてカルシウム摂った風な気持ちになるのも悪くないんじゃないでしょうか。
そして鉄筋コンクリートのような丈夫な体を目指しましょうよ。
ま、その前に虫歯になるかもしれないケドねw
コンビニやスーパーでよく見かけます、要チェキですよ。



追記。
しかしこういうジャケットの駄菓子ってやっぱステキだな。
いい意味で雑というかテキトーというか。



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