ねじれ帝国inblog THE SUPER BEST(サルベージできた分)その15 [ゲーム]

あ~寝てしまってたw

つーことで今日はストックから・・・。

今回は2005年4月9日投稿の「ボクサーズロード」です。

よくプレイしたな、コレ。

ののお~。



ボクサーズロードのお話  [プレイステーション]  

4月だってのに心躍らねぇ毎日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期は入学や就職等、身の回りの環境がガラっと変わってしまう季節です。
でも僕は全く変わりません。
刺激が足らんとですよ。
何か面白いことないっすかねぇ。
あ、ないっすか。
そうですか・・・。
ののおです。

ストイック。
この姿勢に僕は憧れる。
何かの目標を達成する為、欲を捨て無に回帰する姿勢。
何でも揃う場所でたったひとつ、ほしいモノがない世界と、何にもない場所だけど、自分の持ってるモノを全て捨てて無心になればたったひとつが手に入る世界。
ほしいのは全部。
でも本当にほしい物はたったひとつ。
このたったひとつを手に入れる為にほしい物を全て捨て去る勇気。
この感覚は男の世界だ。
しかし現実で自分の全てを捨て去ってストイックな姿勢をつくるのはかなり困難なものです。
まぁ、焦らずに。
カッコイイ男の生き様を見せつける前に予行練習といきましょう。
僕等の目の前には、おあつらえ向きにそんなストイック世界をシミュレーションできる便利なモノが転がってるじゃないですか。
今日はそんなストイックとは一体どんなモノなのかを疑似体験させてくれるゲームのお話です。

「ボクサーズロード」。
コレは1995年にニューからPS用としてリリースされたシミュレーションゲームです。
主人公であるプレイヤーを一人前のボクサーに育て上げて最終的に世界ランキングの頂点を目指すという、まさにサクセスストーリーの教科書のような内容でして、町外れにある小さなジムにトレーナーと2人で切磋琢磨する風景は残念ながら泪橋はダブってきませんが、実に考えられた効率のよいシステムの上に成り立っているゲームです。
自由に作れるトレーニングスケジュールや食事管理、ウエイトの増減など、ほぼ全ての事柄をプレイヤー自身で考えてボクサーを育てていかなければなりません。
まずはプロテストに合格できるように頑張って体を作っていくことになります。

技術は後からついてくる。
この言葉はまんま、「ボクサーズロード」に当てはまります。
とにかく打たれ負けしない体を作ること。
プロテスト前のプレイヤーは本当に弱い。
パンチのスピードはおろか、スウェーもままならない状態です。
それらを打破する為には基礎的な体力がモノをいう。
とりあえずここで自分の最終的に目指すスタイルの基本を完成させましょう。
スピード重視にしてアウトからチクチクいく選手にするか、またはパワーに任せてインファイトでガッツンガッツンいくか。
大まかな指針は後で重要な意味合いが出てきますので慎重に。
そんなこんなで何とか軽量もパスし、やっとプロテストの試合になるわけです。

このゲームでは試合もプレイヤーがボクサーを操作して戦います。
その試合になってはじめて気付く自分の不甲斐なさ。
遅い、全ての動きが遅い。
あんなに練習したのになんてザマだ。
まだまだストイックな精神が足りなかったというわけか・・・。
そう本気で考えてしまうぐらい、このゲームでの実戦は実に巧妙に出来ています。
キッチリしたスケジュールを組んで、理想のトレーニングを積んでいてもプレイヤー自身の力量が至らなかったら元も子もありません。
このゲームではプレイヤー自身もストイックにならなければ先へ進めないという仕組みになっているのです。
画面の前のプレイヤーとポリゴンフェイスの分身とが一緒に鍛錬してはじめて勝ち抜ける世界。
コレだよ、求めてたストイックなシミュレーションってのは。
勝つために学び、鍛える。
これだけの単純なプロセスのなかで、一体どれだけ自分を捨てなければいけないのか。
過酷なイバラでも自分の道です。
笑って踏み潰し、歩きましょう。

で、この「ボクサーズロード」、面白いポイントは友達同士のメモカを持ち寄って対戦が出来るところです。
コレ一発で大体のその人なりのキャラへの愛情度が分かって楽しいです。
また試合中はプレイヤーのクセみたいなものもハッキリ分かって、さらに楽しめます。
自分の分身なんだから、画面のポイゴンフェイスは自分自身です。
思いっきり「自分」をアッピールしてやりましょう。

しかしそんな厳しくも楽しいボクサー生活にも終着点が待っています。
それは「引退」。
このゲームではプロになったらいつでも引退することが可能です。
寄る年波に勝てずに去っていく者もいれば、勝ち続けてもう他に倒すべき相手がいなくなってしまったという理由もあるでしょう。
でも最大にして最も多いであろう引退劇の理由はひとつしかありません。
「飽きた」。
人は恐らくストイックさに耐えられなくなった時にこの言葉を発します。
言い訳でしょうか?
イヤイヤ、今まで立派にストイックな姿勢だったんです。
飽きたからやめるのもゲームの世界ではアリです。
でもきっとやめたプレイヤー達はこのストイックだった経験は忘れないハズです。
コレをリアルの生活に少しでも役立てれば、そのプレイヤーは勝ち組ですよ。
きっと(この辺で泪橋が・・・)。

自分がどれだけストイックになれるか試してみたい方にはオススメですよ。
僕はとりあえずストイックには疲れたんで、今は「プリティファイター」とかやって欲にまみれていま~す(本末転倒=ルーラ)。




2005-04-09 06:36  nice!(0) コメント(2) トラックバック(0)
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