黄金糖のお話 [駄菓子]

最近、青椒肉絲(チンジャオロースー)にハマっている。

ま、つってもクックドゥだけどね。

しかしたけのことピーマン、牛肉だけで美味しく作れるから重宝している。

あと異常に腹持ちがいい。

男にとってここんトコは重要だ。

なのでおそらく今日も食べるよw

ののお~。



黄金糖1.jpg

小学生の頃、とてつもなく学校行事が嫌いだった。
運動会は勿論のこと、果ては修学旅行さえできれば行きたくなかった。
それは多分人と同じコトをしたくないというひねっくれた性格がそうさせていたのだと思うが、そんな俺でもひとつだけ、積極的に参加していたものがある。
歩け歩け大会だ。
この歩け歩け大会とは俺の通っていた小学校の行事のひとつで、要は歩いて近場の山までハイキング、みたいなものだった。
ハイキング、しかも結構な距離を歩くこの行事を何故俺は好きだったのか。
それは今回紹介するお菓子に秘密があったワケなんだ。

「黄金糖」。
金色に輝くその姿が印象的なこの商品は、大阪にある株式会社黄金糖から発売されている砂糖と水飴のみで作られた不純物一切ナシの飴菓子だ。
その独特の形状からまるで宝石のような上品さを兼ね備える一方で、手ごろな価格で誰にでも愛されている万人のお菓子でもある。
ちなみによく「純露」と混同されがちだがこちらの方が元祖で、黄金糖の型を作っている会社から味覚糖に売り込みがあって、そんないきさつで「純露」が作られたというワケだ。
なのでこの黄金糖には紅茶味は入ってはいない。
しかしながら「純露」も同じくらい美味かった記憶がある。
というか、作り方はほぼ一緒だったと思うので、美味いのは当たり前のことなワケなんだけどね。

黄金糖2.jpg中身

で前述の何故歩け歩け大会だけ参加欲が高かったかと言いますと、ズバリこの「黄金糖」のおかげなのである。
この大会、確か昼に食べるお弁当だけ持参でおやつの類は禁止されていた。
なのでこういったハイキングで一番の楽しみであるおやつを食べる行為ができないと思うと、非常に悲しみと怒りがこみ上げてきたモンだ。
それを分かってか先生方は目的地到着の際にご褒美として「黄金糖」を2つずつ我々生徒に配ったワケだ。
最初はナンだよただの飴かよ・・・みたいな空気だったが、イザ口に入れてみたらそれはそれは甘く美味しく、もうこの世のものとは思えないくらいの気分にさせてくれた。
まぁただ単に歩いて疲れたから体が甘味を欲しがっていたっていえばそれまでなんだけど、それでもこのとき食べた黄金糖の美味しさといったら別格で、それはそれは大事に大事にゆっくりと味わって食べた記憶の方が強かったりするんだよ。
そういうわけで俺にとってこの「黄金糖」は単なる飴ではなく、思い出の一場面を巻き戻すとても大事なキーワードとして今でも根強く心のなかに残っているお菓子なんだ。

しかしながら最近はこの商品をお店であまりみかけなくなった気がしてちょっと寂しい。
確かに現在の俺ではとても一袋全部食べることなんてできやしないだろうケド、お散歩の合間とかにフと食べたくなったときにとても困るんだ。
大手のスーパーには売ってるっぽいので、買うならばそこら辺チェックするといいだろう。
黄金糖は輝く金色、そして我々の思い出もそれに負けないくらい金色だ。
コレ食べて、お前も昔のコトを少しばかり巻き戻してみるといいと思うよ。
ああ、輝いてたなぁ・・・って思うからw






追記
唯一ガリガリやれねぇ飴ちゃんですワ。
今度純露と食べ比べしてみよう。

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Aya

何かCMでケンミンの焼きビーフン思い出したw

なー、おか~ちゃん、ピーマンいれんといて~や~。
by Aya (2010-05-11 21:31) 

ののお

>Ayaさん

そのCM、こっちでやってたかな?記憶が薄いw
ただケンミンの焼きビーフンは美味いよw

by ののお (2010-05-12 02:41) 

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