ミックスゼリーのお話 [駄菓子]
とりあえず今日が今年最後のお菓子紹介になります。
また来年も書いていくでよ。
ま、誰も見てないケドなw
ののお~。
お婆ちゃんのお菓子というものがある。
それは決して派手ではないが、どこか温かくも懐かしいもの。
お茶請けのお供に、子や孫がやって来たときにそっと菓子箱から出されるそれらはどうにもファンタジックで、普段なかなか食べる機会のないお菓子で溢れかえっていたんだ。
しかし子供の自分にとってそれらお婆ちゃんのお菓子というのは妙に敷居が高く、おいそれと手を出すのをためらってしまうくらい独特の空気で覆われており、結局食べずじまいだったりするんだ。
なんというか美味そう不味そうとかではなく、正直コレ食えんのか?みたいな一風変わったお菓子が目白押しだったのが原因のひとつのような気がしてならない。
そんななかでも特に異彩を放って俺の目を釘付けにしたものがある。
それが今回紹介する、これぞお婆ちゃんのお菓子とも言うべき商品だ。
「ミックスゼリー」
いわゆる寒天ゼリーである。
その寒天ゼリーをオブラートで包み透明の個別包装で着飾ったコイツは、そらもう昔っから子供のおやつやお客さんに出すお茶菓子として親しまれてきた、古き良き超定番商品だ。
ミックスゼリーという名前で色んな会社から発売されているが、今回は特によく見かける金城製菓株式会社のものをチョイスしてみた。
レトロな風貌でキラキラした外見が印象的だがこういった寒天ゼリーは実は明治時代あたりから世に広まったらしく、鈴木菊次郎さんという方が発明したといわれている。
またオブラートを開発したのもこの方で、その技術を使って多くの寒天ゼリーを作っていったらしい。
しかしこのミックスゼリー、とにかく見た目の華やかさが素晴らしい。
光にかざすと色とりどりのゼリーが反射し、まるで宝石のような輝きをもたらす様は、おそらく当時の子供たちにとって憧れのお菓子だったに違いないだろう。
・・・まぁ俺にとってはコレ食えんのか?が最初の印象だったんだケドね。
中身。
四角い大粒のゼリーが色んなフルーツ味でもって迎えてくれる。
包装を開けるとオブラートに包まれたソレが甘い匂いとともに現れ、確かにこれがお菓子であると認識させてくれる。
グニュッとした食感はグミキャンディとはまた違った歯ざわりで、噛むと押し返されるのではなく、歯がゼリーのなかに押し込まれる感じで不思議だ。
そして極めつけがこの味だろう。
甘い。
どのフルーツ味でも甘い。
なんというかいわゆるベタつく甘さで、正直これは好き嫌いが分かれそう。
だがそんなベタつく甘さが逆に手作り感を醸し出していて、まさにお婆ちゃんが好みそうな、というかお婆ちゃんの為のお菓子と言えなくもない味わいとなっているみたいだ、柔らかいしね。
ただ先ほども言ったように人を選ぶお菓子なので、う~んどうだろう、今の子供たちにはちょっと難しいタイプだと思う。
しかしそれでもお婆ちゃん家に行ってコレ出されたら迷わず食べよう、きっとお婆ちゃん喜ぶから。
とそういった感じの「ミックスゼリー」だけど、なかなか自分で買って食べる機会はないよね。
でもコレ食べると何故か昔を思い出しちゃうから、おセンチ気分に浸りたいときにはいいかもね。
この商品に限らず他のメーカーからも沢山出ているので、気になったらチェックしてみてください。
ああ婆ちゃんって感じになるから。
追記。
一袋全部は食えないな・・・。
俺の婆ちゃんにやるか。
また来年も書いていくでよ。
ま、誰も見てないケドなw
ののお~。
お婆ちゃんのお菓子というものがある。
それは決して派手ではないが、どこか温かくも懐かしいもの。
お茶請けのお供に、子や孫がやって来たときにそっと菓子箱から出されるそれらはどうにもファンタジックで、普段なかなか食べる機会のないお菓子で溢れかえっていたんだ。
しかし子供の自分にとってそれらお婆ちゃんのお菓子というのは妙に敷居が高く、おいそれと手を出すのをためらってしまうくらい独特の空気で覆われており、結局食べずじまいだったりするんだ。
なんというか美味そう不味そうとかではなく、正直コレ食えんのか?みたいな一風変わったお菓子が目白押しだったのが原因のひとつのような気がしてならない。
そんななかでも特に異彩を放って俺の目を釘付けにしたものがある。
それが今回紹介する、これぞお婆ちゃんのお菓子とも言うべき商品だ。
「ミックスゼリー」
いわゆる寒天ゼリーである。
その寒天ゼリーをオブラートで包み透明の個別包装で着飾ったコイツは、そらもう昔っから子供のおやつやお客さんに出すお茶菓子として親しまれてきた、古き良き超定番商品だ。
ミックスゼリーという名前で色んな会社から発売されているが、今回は特によく見かける金城製菓株式会社のものをチョイスしてみた。
レトロな風貌でキラキラした外見が印象的だがこういった寒天ゼリーは実は明治時代あたりから世に広まったらしく、鈴木菊次郎さんという方が発明したといわれている。
またオブラートを開発したのもこの方で、その技術を使って多くの寒天ゼリーを作っていったらしい。
しかしこのミックスゼリー、とにかく見た目の華やかさが素晴らしい。
光にかざすと色とりどりのゼリーが反射し、まるで宝石のような輝きをもたらす様は、おそらく当時の子供たちにとって憧れのお菓子だったに違いないだろう。
・・・まぁ俺にとってはコレ食えんのか?が最初の印象だったんだケドね。
中身。
四角い大粒のゼリーが色んなフルーツ味でもって迎えてくれる。
包装を開けるとオブラートに包まれたソレが甘い匂いとともに現れ、確かにこれがお菓子であると認識させてくれる。
グニュッとした食感はグミキャンディとはまた違った歯ざわりで、噛むと押し返されるのではなく、歯がゼリーのなかに押し込まれる感じで不思議だ。
そして極めつけがこの味だろう。
甘い。
どのフルーツ味でも甘い。
なんというかいわゆるベタつく甘さで、正直これは好き嫌いが分かれそう。
だがそんなベタつく甘さが逆に手作り感を醸し出していて、まさにお婆ちゃんが好みそうな、というかお婆ちゃんの為のお菓子と言えなくもない味わいとなっているみたいだ、柔らかいしね。
ただ先ほども言ったように人を選ぶお菓子なので、う~んどうだろう、今の子供たちにはちょっと難しいタイプだと思う。
しかしそれでもお婆ちゃん家に行ってコレ出されたら迷わず食べよう、きっとお婆ちゃん喜ぶから。
とそういった感じの「ミックスゼリー」だけど、なかなか自分で買って食べる機会はないよね。
でもコレ食べると何故か昔を思い出しちゃうから、おセンチ気分に浸りたいときにはいいかもね。
この商品に限らず他のメーカーからも沢山出ているので、気になったらチェックしてみてください。
ああ婆ちゃんって感じになるから。
追記。
一袋全部は食えないな・・・。
俺の婆ちゃんにやるか。
2012-12-30 16:30
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