ジッピーレースのお話 [ファミコン]

最近ここ1~2年くらいハマっているものがあって。

ソイツはお香。

自分、香水とか人工的な匂いはどうにも苦手だったのだが、ある時人の薦めでなんとな~く

買ってお焚き上げてみたらもうw

意外と自分は甘い匂いがリラックスできるということに気がつきました。

お気に入りはローズ系の甘ったる~いヤツ。

そんで今特に欲しいのが電気式のアロマディフューザー。

値段ピンキリだから全くわかりませんw

あると便利だろ~な~。

ののおです。






ジッピーレース 0.jpg
ジッピーレース/アイレム/1985年7月18日


いつまで行っても果てがない。
今ここはどこなのか?
どんだけ進んだのか?
はたして行く意味はあるのか?
様々な思いが去来するなか、ふたつのタイヤはふらつきながらも目的地を目指す。
目の前には荒野が広がり、人っ子ひとりいない無機質な道路がまるで巨大な蛇のように居座るまっすぐな迷路だ。
ポタッポタッと漏れるガソリンが点々と繋ぐ距離とのドラマだ。
ふと、計器類に目を落とすとやけにレッドランプが眩しく感じる。
あぁ・・・ニューヨークってこんなに遠かったっけ?





ジッピーレース 1.jpg


この「ジッピーレース」は1985年にアイレムが発売したファミコン用のレースゲームだ。
マッハライダーとどっちが先だったかは覚えていないが、これまでのファミコンのレースものではF1レースくらいしかなかったような気がするので、このゲームには個人的に大変興味を持っていたゲームだった(確かロードファイターが同時期くらい?)。
元はアーケード出身で同じくアイレムより1983年にデビューしている。
ゲーム内容はいたって単純で、オートバイを操ってロサンゼルスからニューヨークまでライバルの車を追い抜きながら6つの都市を完走するのが目的だ。
加速、減速を繰り返しながらいやらしく幅寄せしてくるライバル車たちを追い抜いて行く様は、大した疾走感はなかったもののそれはそれはスリリングなものだったように感じた。
時機であるオートバイは勿論燃料制で、ソレが尽きるとハイそれまでよといった緊迫感もこのゲームに程よい集中力を与えてくれる(しかも結構減りが早い)。
また90位から始まるランキングが、俺の前は誰も走らせねぇ的なストイックだが貪欲なレースへの執着心を掻き立ててくれた、非常に良く出来たゲームだったと言えるだろう。


ジッピーレース 2.jpg


このゲームの特徴として、各チェックポイントのゴール手前で唐突にやってくる3D画面でのレースシーンが挙げられる。
はるか彼方にはチェックポイントである各都市の背景を正面に、前からやってくる車を右に左に避けながらゴールを目指すこのシーンは、同ゲームの最大の見せ場であり山場であった。
何故かここで車を追い抜いても順位が上がらなかったのは、きっと一般車だったのだろうと自分に言い聞かせつつも、子供心にどうしても納得できない何かがソコにはあったw

ゲームも後半になってくるとさすがに難しくなってきて、特に燃料との戦いが顕著になってくる。
途中落ちているオイルを拾えば若干補給はされるものの、それでも心もとない。
各ライバル車の特性やオイルの位置、そして追い抜くときは追い抜く、やり過ごすときはキッチリブレーキング、と緩急つけたプレイがこのゲームを手早くクリアするための一番の近道だろう。


トータルで言えば結構難しい類にはいるんじゃないかと思うこのゲーム。
しかしながらそこには純然たるレースそのものの味わいや緊張感、または駆け引きなど多彩な要素が盛り込まれていて何かと楽しめるハズだ。
昨今のゲームで目がチカチカしちゃったら、たまにはこんなゲームで軽く一息いれると意外に楽しめちゃったりするかもしれないよ。
頑張って頑張って、ニューヨークのその先を突っ走ろうじゃないですか!!(つっても元に戻るだけなんだケドねw)









追記。
このゲームには思い出があって。
昔、俺がガキんちょだったときに近所に八百屋さんがあったのね。
で、なぜかソコの店の奥にテーブル筐体ひとつとこのジッピーレースが置いてあったのサ。
今思い返しても全く意味のわからねぇ組み合わせだったにも関わらず、よく行って遊んでたのを憶えてます。
インカム狙いだったのかどうかは定かではないけれど、よりによってゲーム置いてあるのが店の一番奥だったモンだから最初は結構緊張しながらプレイしていたなぁ・・・。
何か悪いことしてるみたいな感覚だったなw
八百屋のおっちゃんよ、今更だけどゲーム置くんなら店の奥じゃなくて店の前の方に置いとこうね。
きっと当時だったらトマト20個分くらいのインカムあったからサw






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